「急性腰痛症」=「ぎっくり腰」とは
「一般的に「腰骨」といわれている「腰椎」は5つの椎骨でできています。その椎骨を椎間板、関節、靭帯が支えています。「急性腰痛症」とは、これらの部分に損傷が起こり痛みを感じる状態をいいます。
「急性腰痛症」になるのはどんな時?
不安定な状態で荷物を持ち上げたり、作業の為にうつむいたり、生活の中での何気な動作がきっかけになって腰痛を引き起こします。急性腰痛は、一度なってしまうと、繰り返してしまう傾向があります。急性腰痛を繰り返すことによって慢性腰痛になったり、ヘルニアになってしまうことがあるので、急性腰痛の経験者は正しい対処と注意が必要です。
「急性腰痛症」になってしまったら
とにかく安静が第一です。痛みのひどいときは入浴を避け、膝や股関節を曲げた状態で、腰に負担をかけないように休みましょう。原則的には、時間とともに自然治癒しますが、痛みを我慢したり無理をすると悪化してしまうので、我流のマッサージなどをせずに早めの受診をお勧めします。
腰痛が治まらないときは
とにかく安静が第一です。痛みのひどいときは入浴を避け、膝や股関節を曲げた状態で、腰に負担をかけないように休みましょう。原則的には、時間とともに自然治癒しますが、痛みを我慢したり無理をすると悪化してしまうので、我流のマッサージなどをせずに早めの受診をお勧めします。
「急性腰痛症」の予防
日常生活の中で腰をかばう癖をつけたいものです。たとえば、以下のようなことを習慣化することで腰への負担を減らし、「急性腰痛症」の予防を心がけてください。
- ■洗面時には、膝を曲げて腰への負担を減らす
- ■デスクワークで長時間座る人は、合間に体を動かす時間をとるようにする
- ■固めの布団(ベッド)を選び、うつぶせ寝は避ける
- ■起き上がる時には、一気に起き上がらず、手をついて起き上がる
「痛み」は身体からのサインです。早めの受診で適切な対応をすることが楽になれる近道です。
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腰に負担がかかる5つの姿勢
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